■ため息でリラックスする

★ ため息は体に必要なもの

失望や不満、心配ごとなどを抱えて「ハァー」とため息をもらす様子は、いかにも疲れた感じで辛そうです。

「あまりの美しさにため息がもれた」などといい意味で使われることもありますが、大金のため息はマイナスの気分から出るものです。

ため息をついている人を見かけると、周囲も気が滅入ってしまいます。

「ため息をつくと幸せが逃げていく」ともよくいわれますね。

しかし、ため気をつくことは実は悪いことではありません。

心配ごとなどがあると胸やお腹の筋肉が緊張して呼吸が浅くなり、血液のなかの酸素が不足するのですが、ため息をつくことで呼吸が深くなり、血液への酸素の供給が回復するのです。

つまり、緊張状態にあるときは、意識的にため息をつくようにすると心身ともにリラックスできるのです。


★ 「ハァー」から「フー！」に息を変える

ため息をつかずにがまんしていると、マイナスな気分はますます増大していきます。

気分をプラスに変えたかったら、大きく「フー！」と息を吐きましょう。

お腹を凹ませながら、ゆっくり長く息を出すのです。

ただし、ため息は辛そうな印象を周囲に与えるものです。なるべく人がいないときにするか、声を出さずに息を吐くようにするといいかもしれませんね。

【チェックポイント】
息の仕方でマイナスの気分をプラスに変える

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