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■霊視ができる人の注意点世の中には、霊の見えない人が、修行によって見えるようになったといって自慢げに話す人がいますが、これは単に霊媒体質ができたということだけで、何もその人の魂のレベルが上がったわけではありません。 あるいは、人より優れた人間になったわけではありません。 この世の中は「類は友を呼ぶ」法則があり、自分の魂と同レベルのものが次第に近づいてくるという原則がありますので、たとえ霊能力ができたとしても、人格のレベルが低いと、見えるものもレベルの低いものになってしまいます。 そして、自分の心に暗いものが秘められていますと、暗いものを呼び寄せてしまい、霊能力がある人は、やたらと人の死期ばかりがわかってしまうとか、あるいは死に神のようなネガティブなものとか、お化けのようなものしか見えなかったりする人がいます。 ですから、単に見えたから、素晴らしい能力が身についたなどと錯覚してはいけません。霊媒体質ができたというだけです。 もともと霊的な素質のない人は、そういうものを見たさに、修行を積んだりするなど、無駄なエネルギーや精力を使うものではなく、それよりも、ふだんから、どうしたら自分に福を呼び寄せれることができるのか、あるいは、人を喜ばしたり楽しませたりするにはどうしたら良いのかなどポジティブな気持ちを持つように心がけるほうが良いのです。 自分の魂を高める努力をしている人は、自然と良いものに焦点を合わせられますから、たとえ霊媒体質で、霊的なものが見えるとしても、それはあなたを幸福にするような天使が見えてくるでしょう。 ですから、霊的なことが見えるからといって、何ら素晴らしい能力であるわけではないので、見えないものが見える人に頼ったり、霊媒師の意見を伺うことなどさらさらなく、自分の幸せと周囲の幸せは、自分で考えて良いと思ったことを実践すればよいのです。
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