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■好きな人も嫌いな人も、どちらとも上手に付き合う好きな人とも、嫌いな人や苦手な人とも、うまくやっていく秘訣は、どんな場合であっても、「争わない」「戦わない」「無理強いしない」という態度でいくということです。 たとえば、好きな人が電話やメールをくれなかったとき、そのことで寂しい思いをして、その悲しみから傷ついたとしても、相手を責めるようなことをしてはいけないのです。 なぜなら、あなたが彼に何かを伝えるのは、彼を責めたいからではなく、彼に自分のことをかまってほしいということを伝えるのが目的だからです。 決してそこで、彼を文句責めにして、全面的に戦って、非を認めさせ、関係を悪くするのが目的ではないからです。 なのに、多くのカップルは、よく争います。それは、目的を間違えてしまうからそうなるのです。もっと仲良く一緒にいたいということを目的にすれば、何も争わなくても、望みの結果は得られるのです。
争うというときには、それが成立するのを自分から壊していることになるからです。 一時的に、言葉や態度で勝ち誇ったとしても、イヤなものを相手に残し、あなたの印象がぐんと下がれば、大きな損失を得たことになるのですから、何も得ではないのです。 たとえば、彼と連絡がとれなくて、寂しさややりきれなさを彼にわかってもらいたかったり、そういうほったらかしにされるのはイヤだ、できるだけ改善してほしいと思っていて、ある日彼から電話があったという場合、 「何よ、電話もメールもくれないで! 私のことをどう思っているの! 寂しい気持ちにさせたこと謝って!」 などと彼のしている状態に対しての批判や文句を言って攻撃するのではなく、 「やっぱり声聞けたらうれしい。いっぱい聞かせてね、そしたら安心だし、うれしい」 と、そうなって欲しいほうの情況を良い言葉を使って、「戦わない路線」で言うのです。
前者の場合だと、あなたが責めることで彼は苦痛を感じ、「なんだこいつ、電話したと思ったらコレかよ、だから電話かけるのイヤになるんだよなあ」と思い、あなたとしては寂しかったことを伝えたかっただけなのに、二人の関係をますます寂しい状況に自ら追いやってしまうことになるのです。 彼の態度が改善されるどころか、ますます距離を作ってしまうことになるのです。 そこで、彼が、一歩ゆずって、 「ごめんな、寂しい思いをさせて・・・」 と、言ってくれているのに、これが戦うタイプの女になると、そこでもうひと言よけいに、 「そうよ! 謝って! いつもほったらかしにされて辛いのよ!」と、手榴弾を投げつけるようなことをするのです。 こうなると、彼も戦う姿勢に入ってきて、 「おまえがそんなにぐじぐじうるさいから電話かけたくないんだよ!」 というようなことにもなって、戦争開始のゴングがなるのです。
でも、後者の戦わない路線の言い方の場合だと、ただ自分の気持ちを伝えているにすぎず、しかも、けなげなのでそれを聞いた彼は、 「やっぱりほったらかさないで、ちゃんと連絡しよう」 と、自分なりに思いやったり、反省したりして、彼女のもとにもっとやってくるのです。ほったらかすこともなくなるのです。 戦わなければ、改善されることや、簡単に勝ち取れるものや、うまくいくことはむしろたくさんあります。
それが、嫌いな人との関係なら、よけいに戦わないようにしてください。 恋人同士や親しい間柄や、仲良しの人なら、あとで説明や釈明をして、誤解されたものを解いたりできますが、嫌いな人や親しくない人と、かかわりを間違うと、こんなはずじゃなかったという悪化した状態にどんどんはまっていくだけです。 嫌いな人とは、接触するというだけでもストレスなのに、さこに争いや戦いやややこしい状況が発生しては、たまったものではありません。 謝るのがしゃくだとか、我慢するのは腹立たしいとかいって、問題をさらに大きく背負い込まないようにすることです。 人は、誰かに何か文句を言いたくなったり、けんかをふっかけたくなるというのは、その人とのやり取りの中に、納得できないものや、感情的に許せないものがあって、「そのことを謝らせたい」「その非を認めさせたい」というものが含まれているからです。 こちらがそう思っていることを、相手に自ら理解してもらい、正しく接してもらい、解決したいなら、「争わない」「戦わない」「無理強いしない」を守り、平和に解決しないといけないのです。 人は嫌われたり、争いに巻き込まれたり、戦いに引き込まれると、壊されるものがいっぱいあって、どんどん不運な方向につれていかれますから、そんな方向に流されないように、自らが自らを守るようにすることが大事です。 それこそが、運気を乱さない最善の策です。 会社やお店のクレームの対応には、このことに対するとてもためになるヒントがたくさんあります。ここに、争わない対応について少しポイントとなることを書いておきますので、参考にしてみてください。
1 クレームを申し出てくる人は、何もないのに言ってはこないということをまず認識しておく。 2 何に怒っているのか、何を泣いているのか、何を弁償・要求・改善したがっているのか、起こったことを良く聞いてあげる。 話を聞くときは、丁寧に、あたたかく、相手を思いやりながら聞く。 決して、でもね、しかし、それはね、と、いちいち反論しながら聞いてはいけない。 いったん受け止めることをしてあげるのが良い。 無理に相手をねじふせたり、強引にこっちのやり方に持っていってはいけない。 3 そして、即答できることや、即対応ができることであれば、望みにあった形で可能な限り叶えてあげる。 すぐに答えが出せないことであったり、早急に対応できないことの場合は、その旨を丁寧に伝え、しかし、きちんとなんらかの対応はさせていただく姿勢でいることを、相手が安心できるように伝え、今度、だいたいいつくらいにその件で連絡をさしあげられるかを約束しておく。 すると、相手の気持ちも少し落ち着き、ことを荒立てるようなことをしようとは思わない。そもそもクレームは戦うのが目的ではなく、不満や不本意なものを解決してほしいだけなのです。 4 両者にとって最も良い形で平和的解決が訪れるように、思いやりと愛と感謝をもって、最後まで導く。
争いや戦いは、一見、目の前の一人と戦っているつもりでも、実はその人と戦い、良くない事態になり、ご縁が切れたり、そのことで悪く言われ、評判が落ちると、とてつもない代償を抱えたことにもなるのです。 なぜなら、人間はみんな一人で生きているわけではなく、それぞれの人に、それぞれのバックグラウンドがあるのですから、その一人を失くすというのは、そのすべてのバックグラウンドを失くすことと同じだからです。 そのバックグラウンドとは、大きな感情的問題であったり、すごい人脈であったり、多くの仕事であったり、莫大な収益であったり、大きな成功であったり、たっぷりの幸せであったりするのですから。 とにかく、幸運につながる対人関係を築こうと思うなら、それが恋人同士であろうが、友達同士であろうが、仕事関係者であろうが、商売相手であろうが、この「争わない」「戦わない」「無理強いしない」をモットーにする以外はないのです。 そうすることをちゃんと実践していくと、出会う場面のすべてが、良いことにつながりはじめるし、もちろん、そういう対応できる人の評価は、ぐーんと上がるから、得るものが違ってくるのです。
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