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■体は大切に労わってあげよう心が主で体が従であるとはいえ、日常生活ではなかなか実感がわかず、仕事が忙しいときには、弱い体にムチを打ってでも、頑張らなければいけないときがあります。 今回の東日本大震災では、日夜人助けのために奔走しているお医者さんや救命士、あるいはボランティアで炊き出しなどに頑張っている人たちは、身も心もクタクタになっていることでしょう。 人間は、疲れたり、気持ちが落ち込んでいるようなときには、得てしてケガをしたり、病気がちになったりするものです。 それは、体が悲鳴を上げているのですから、体を休ませてあげることが何よりも大切です。 でもどうしても、体にムチを打ってでも頑張らなければならない時は、これまで頑張ってきてくれた体に、ねぎらいの言葉をかけなくてはいけません。 たとえば、お風呂にはいってゆったりして良い気分になっているときに、「今日も、一日、私のために働いてくれてありがとう」と言いましょう。 そして、「手をさすりながらありがとう」、「足をさすりながらありがとう」「頭を撫でながら今日もありがとう」と体の部位ごとに、お礼を言いましょう。 それだけで、あなたの体を構成している60兆個の細胞は活性化してきて、また、明日、あなたのために一生懸命働いてくれるのです。 体にひとつひとつお礼を言うのは、体を構成している物質にお礼を言っているのではなく、体を形作ってくれているあなたの心に、あなた自身が感謝することなのです。 自分を感謝することは命に感謝することであり、命は宇宙につながっていますので、天からのエネルギーが得られるのです。
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